昨日は天気も良く、清々しい日でした。
渡良瀬遊水地に行ってきました。
レンタサイクルを借りて湖を半周。
途中、谷中村跡地に。
家族ずれや、ウォーキングのご夫婦、野鳥を写真に収める人。
皆、それぞれ思い思いに休日を楽しんでいる中、谷中村跡地は
何かシンと静まり返っていて、帰ってこない誰か、何かをただ静かに
待っているような空気を感じました。
雲一つない青空が、かえって切なく感じました。
帰り道、遠くに見える日光の山々を見ていたら、
私は何時代に生まれたんだろう?って本気で思ってしまいました。
その時、頭に浮かんだ物語は、
私は、明治時代中期に谷中村に生まれた女性で、ある台風の日、
大きな洪水に襲われて亡くなってしまったが、
その時の家族や恋人や友達に会いたくて、何とか現代に転生することができたが、
前世の記憶は全て失くしてしまい、今まで普通に生きてきた。
だが、しかし、この2023年の世界状況や、出来事が当時の谷中村で起きていた事件
によく似ていて、ばっちりリンクしていて、前世の記憶を思い出してしまった。
自分がいなくなった後、大切な人達はどんな人生を送ったのか知りたくて、
やっと、なんとか村にたどり着いた。
しかし、明治当時、女性がいなくなってすぐに、政府の贈収賄事件の渦中となってしまった谷中村は敢え無く廃村となり、女性の大切な人々は散り散りとなって、その後の人生を知る由もなかった。ただ村の跡地とその歴史を説明する石碑があるのみでした。
そんな空想しました。
「谷中村滅亡史」を読んでいたら、ほかにも目を疑うようなことが書いてあったので
また紹介しますね。ではまた。