明治時代と変わらない。

 お足尾銅山鉱毒事件を学ぼうと思い立って、

「谷中村滅亡史 (荒畑寒村 著)」を買って読んでいます。

まだ、読み始めたばかりですが、その時代と現代何も変わっていないという感想を持ちました。

 

 明治時代の当時は、鉱毒渡良瀬川に垂れ流していました。

そして現代は、鉱毒の代わりにPFAS(有機フッ素化合物)を流して、また同じような展開を見せるのでしょうか?もしそうだとしたら、なんて怖いんだろう。

 そして鉱毒に成り代わるものが、あれもこれもと思いついてしまうのが、また危機感を覚えてしまう。

 先を読むのが重い本ですが、先人達が後世に伝えようとした記録、今、読むべきなんだと思いました。